埼玉県は都心へのアクセスが良く、ベッドタウンとして長年発展してきましたね。
その中でも人気なのが「浦和」エリア。
県庁所在地である浦和の治安や住みやすさ、子育てや通勤の面はどうなのか、ポイントを紹介しましょう!
この記事に書いてあること
浦和駅周辺の治安や住みやすさは?
住むとなると気になるのが治安や住みやすさなどですが、浦和駅周辺はどんな感じでしょう。
浦和駅は、東口が再開発によりキレイに整備され、パルコやエキナカアトレなどがあり、広々としています。
一方西口は伊勢丹やコルソがあり、商店街もありますよ。
どちらもちょっと行くと昔ながらの閑静な住宅街になるのが特徴です。
じつは浦和駅周辺はいわゆる風俗店の出店が禁止されています。
そのため、大きな駅にはよく見られる歓楽街の様子はありません。
これは治安にも大きく影響しているようで、政令指定都市であるさいたま市の中でも、旧浦和市である浦和エリアは比較的犯罪発生率が低くなっています。
特に行政の中心であった浦和には、西口方面に県庁・埼玉県警などがあり、パトロールも頻繫に行われていますよ。
治安の良さではトップクラスでしょう。
また、浦和には県内百貨店売上ナンバーワンを誇る伊勢丹や、映画館も入っている駅前パルコなどもあり、老舗を求める高齢の人にも流行に敏感な若者にも対応できる商業施設が充実しています。
飲食店も豊富ですが、雑多な感じはなくあくまでも落ち着いた雰囲気なのも浦和の特徴。
生活に必要なモノをすぐに手に入れられる環境は住みやすさの点で高ポイントです。
ただし、ちょっと不満点をあげるなら「道路の狭さと渋滞の多さ」でしょうか。
郊外の大規模ニュータウンとは違い、昔ながらの道や住宅街なので、道路は狭く一方通行が多いのです。
不慣れな人が車で移動しようとすると、目的の駐車場まで渋滞に巻き込まれたり、一方通行の道でグルグルしてしまうことも。
特に伊勢丹は地下の駐車場に入れようとはせず、近場のコインパーキングを利用するのが早いですよ。
浦和駅周辺の子育て環境や通勤のしやすさは?
浦和は県内でもトップクラスの「文教地区」です。
有名な進学校である「埼玉県立浦和高等学校」や「埼玉県立浦和第一女子高等学校」などをトップに、小中学校のうちから教育熱心な家庭が多いのが特徴。
学習塾も多いので、わざわざ他県から引っ越してくる場合もあります。
治安も良く、教育熱心な環境なので、そういった面を重視する家庭ならピッタリでしょう。
また、浦和には「埼玉スタジアム」「さいたま市駒場スタジアム」といった大きなスタジアムや、サッカー「浦和レッズ」の本拠地という面もありますね。
大規模な公園というのはあまりないのですが、近隣に「さいたま新都心」の複合ショッピングセンターであるコクーンシティや、大宮公園などもあるので、お出かけには困らないでしょう。
ただし、大きなエリアなので保育園の待機児童問題は解消されていません。
では、気になる通勤のしやすさはどうでしょうか。
浦和駅には京浜東北線や湘南新宿ラインなど、4路線が乗り入れています。
そのため、乗り換えナシで都内の主要駅までいけるところが魅力。
東京・新宿・池袋・渋谷・品川など、都内に通勤する場合は大変便利ですね。
通勤のしやすさもバッチリと言えます。(ただし、混雑はします)
まとめ
埼玉県さいたま市にある浦和駅周辺は、県庁所在地らしく落ち着いた雰囲気です。
もともと有名な「文教地区」なので、進学校や合格するための学習塾の多さなど、教育熱心な家庭が多いのも特徴。
高レベルな教育を目指すのなら、うってつけな街です。
また、人口の多さのわりには犯罪発生率が低いので治安の良さも折り紙つき。
落ち着いた環境で教育熱心に子育てしたい家庭には向いていますね。
ただし、開発による大規模ニュータウンはないのでオープンなママたちの交流や同時期に移住した人たち同士でのコミュニティはムズカシイかもしれません。
「浦和はプライドが高い」
これは埼玉県民の間で根強く言われることでもあります。
実際にどうかはともかくとして、昔から県庁所在地として行政の中心地だった浦和は確かに「お堅い」イメージがありますね。
広々と新しく開発された地域で、大きなショッピングモールや同世代の人たちとオープンに交流したい、という場合は不向きかもしれません。
しかし、県内でも「浦和ブランド」の価値は高いので、子どもの進学なども視野に入れて検討するのもアリですね!
コメントを残す